伊藤くんA to E原作小説のネタバレと感想!あらすじと無料試し読みも

TBS系列で放送中の
「伊藤くんA to E」

 

原作ファンとしては
伊藤役が岡田将生さんなのは
ピッタリ
だと感じます!!!

 

なんといっても伊藤は
容姿端麗のイケメン設定だから♪

 

でも残念ながら伊藤の中身は
イケメンじゃありません。

 

性格悪くてアホで痛い。

 

なんか「伊藤くん」って
呼ぶのがシャクにさわって
つい「伊藤」と呼び捨てに
したくなるような男
です。

 

演じているのが
あの美しい岡田将生さんだと
役がうざくても許す気になれるので
やっぱりピッタリ(笑)

 

「伊藤くんA to E」って
タイトルが印象的ですよね。

 

これは伊藤をとりまく
5人の女性の物語
なんですよ。

 

1人目がA、2人目がB…
ということでA to E。

 

伊藤というクズ男が
5人の視点で語られるというわけ。

 

どの視点でもクズですw

 

でもイケメンだから
惚れちゃう子は惚れちゃうんですよね~

 

クズだけど自信満々だから
魅力的に見えちゃうのかな?

 

読んでるこちらも
伊藤の行く末が気になって
やめられないのは
実は伊藤マジックに
かかっているのでしょうか!?w

 

ムカつきつつも目が離せない
「伊藤くんA to E」、
原作をご紹介します♪

 

「伊藤くんA to E」原作のあらすじ

 

百貨店勤務の美女・島原智美、27歳。

 

5年前に合コンで出会った
同い年の伊藤に
ずっと片想いしています。

 

片想いと言っても
時々デートすることもあるし
ベッドインしたこともあります。

 

でも伊藤に本気になっては
もらえません。

 

2ヶ月に1度連絡がくれば
いいほう、という程度。

 

久しぶりのデート
(伊藤にとってはただの食事)に
こぎつけたある日、
「好きな女の子ができた」と
伊藤から相談を受けて…!?

 

ちなみにBの女性は
伊藤に片想いされて迷惑している
フリーターの野瀬修子。

 

Cは伊藤に興味はないけど
友達から奪いたい相田聡子。

 

Dは伊藤に惚れ抜いて
処女を捧げたい神保実希。

 

Eは伊藤が勉強会に
参加している脚本家の矢崎莉桜。

 

女性たちのラインナップ(?)は
こんな感じです♪

 

「伊藤くんA to E」登場人物紹介

伊藤誠二郎…岡田将生

イケメンで千葉の大地主の息子。

ボンボン&金持ちの27歳。

大手予備校の
アルバイト講師をしています。

(塾長の甥なんです)

着ているもののセンスもいいけど、
しょせん親が出した金です…

シナリオライターを
目指しているとのことで
脚本家の講演会やワークショップなどに
バイト代をつぎ込んでいます。

でも脚本を書き上げたことは
ない様子…

おそろしくプライドが高くて、
同年代の俳優やスポーツ選手には
嫉妬をむきだしにします汗

 

島原智美(A)…佐々木希

身長168㎝、はっきりと整った顔立ちで
すれ違う男性に振り返られるくらい。

九品仏で一緒に暮らす両親は
智美の教育にお金を惜しまず、
中学~大学までお嬢様校で
育ちました。

売り上げトップで職場でも
一目置かれている、のに…

なぜか伊藤ごときに夢中。。。

伊藤と釣り合っているのは
外見だけなのに。。。

ついに伊藤に借金を
申し込まれる智美。

どうする!?

 

野瀬修子(B)…志田未来

伊藤が働く塾の同僚。

伊藤と同じくフリーターです。

修子から見ると伊藤が
素敵にはまったく見えず、
むしろうっとうしくて仕方ない。

伊藤に惚れられて大迷惑。

もはやストーカー状態の伊藤から
修子は逃げ切れるのか!?

個人的には修子の章が
一番笑えましたw

 

 

「伊藤くんA to E」ネタバレと感想

最初のうちは
「なんなのこの男!?
ふざけんな!!!」

思いながら読み進めて。

 

だんだん
「伊藤、うざいけど笑える~。
なんかこの滑稽さが
クセになるわ~」
となり。

 

次第に
「なんかこの人、イタすぎて
笑えなくなってきたような…」

汗をかきはじめ。

 

ついには
「あああああ~~~~!!!
自分の中にも伊藤のイタさに
通じる、似たものが
あるかもぉぉぉぉ!!!」

ガクブルします…

 

A→Eと視点が変わるうちに
自分の伊藤を見る目が
変化していくんですよ…

 

なかなかの恐怖体験を
味わいました。

 

いや、笑える小説なんですけどね。

 

伊藤はどこかつかみどころが
ないというか、
バカということ以外
どういう人間なのか
よくわからないんですよ。

 

ある意味
「この男は何者なのか!?
なんでこんな行動をとるのか!?」と
ミステリアスさがあってw

 

A→Dまでは伊藤の思いは
わからないままなんですが、
問題はEなんですよ、E!!!

 

伊藤が勉強会に出ている
脚本家の矢崎莉桜。

 

彼女の視点で語られる伊藤は、
イタいとかを通り越して
もはや痛々しいんです。

 

そしてA→Dまでの
謎の行動の答え合わせみたいな
感じがします。

 

気の毒にさえなってくる。

 

この小説はEがまさに
クライマックスですよ!!

 

それまでとテイストが
変わるのがいいんですよね。

 

またA、B、C、D、E、と
独立しているように思わせて
ちょこちょこ登場人物や
話題がかぶっているのもポイント。

 

「あ、あの子はこの子だったんだ!」という
共通点探しができて楽しいです♪

 

伊藤以外の登場人物も
いくつかの視点で見られるので
人物への理解が深まるのですよね。

 

「一人の人間を複数の視点で
描く手法はやりつくされている」と
矢崎莉桜が言うのですが
面白いからこそ書く人が
たくさんいるんだろうなと思いました。

 

Eを読み終わったときは
なんかゼェハァ息切れしてる
気分でしたねw

 

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「伊藤くんA to E」は●●賞の…

この作品、あの有名な!!!

 

 

第150回直木賞の
候補になったんですよ♪

 

選考委員のコメントを
コピペで拝借しますと…

 

ここから↓

http://prizesworld.com/naoki/kogun/kogun150YA.htm#novel150

 

阿刀田高さん
「現代を感じさせ、若さを羨んだ。最終章はとてもおもしろく読めた。」

 

うんうん、わかるわかるー♪

 

桐野夏生さん
「女の屈辱に関する小説だと思い、興味深く読んだ。だが、最終章の矢崎莉桜の崩壊ぶりがあまりに面白かったので、それまでの章がかすんでしまった感がある。」

 

こちらもめっちゃ共感!!!

 

Eのインパクトでかすぎ。

 

宮部みゆきさん
「受賞作に次いで高く評価しました。一見よくある恋愛小説に見えて、実は友情の話であり、〈人はいかにして友と出会い、友を失うのか〉ということを描いたこのしたたかな二重底の作品をものした筆力に感嘆したからです。」

 

あっ確かに友情がちりばめられているー♪

 

そういう見方もあるんですね。

 

浅田次郎さん
「新しい世代の作品という意味で候補に上がったのだろうが、文学作品として理解できなかったのは、私がそれくらい古い世代だからであろうか。」

 

ぎゃ、こんなに面白いのに厳しい~

 

選考委員の先生方の批評は
厳しいものもありますが、
直木賞って受賞作だけじゃなく
候補作もアタリばっかりなんですよね。

 

話題になるのは受賞作ばかりだけど
候補作も手に取ってみるのを
オススメします♪

 

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