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ユリゴコロ(映画)原作小説のネタバレと感想!あらすじも紹介

 

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9月23日に映画が公開される
「ユリゴコロ」

 

原作ファンとしては
松山ケンイチさんなど演技派が
キャスティングされているのは
とっても嬉しいです♪

 

そんな「ユリゴコロ」、
快楽殺人者が出てくると聞くと
サイコな物語に思えますよね。

 

私もこわごわ手に取ったんですが・・・

 

ですが・・・

 

ですが・・・!?

 

予想を裏切る展開や
張り巡らされた伏線に
「おお!」と独り言を呟いてしまった私(笑)

 

あれもこれも伏線だったのかー!
と確認したくなり2回読みました(笑)

 

映画のポスターも吉高由里子さんの
表情がいっちゃってる感じで
恐怖を覚えますが怖がりすぎずに
読んでみてor観てみてほしいです!

 

そんなわけで「ユリゴコロ」の
見どころや感想を語ります♪

 

「ユリゴコロ」原作のあらすじ

 

主人公は母を亡くし
さらには父も余命宣告を受けます。

 

その上婚約者が失踪してしまい
不幸続きです。

 

ある日実家で
「ユリゴコロ」と題された
4冊のノートを見つけます。

 

何気なく読んでみたら、
過去の殺人を告白した文章!!!

 

しかも書いた人は
殺人が楽しいのでしょうか?

 

何人も殺しているのです。

 

書いたのは誰?

 

創作じゃなく本当のことなの?

 

主人公を待ち受ける真実とは!?

 

 

「ユリゴコロ」原作の登場人物紹介

亮介

主人公。

ドッグランを備えた喫茶店を経営。

婚約者の千絵は
200万円を持ち逃げしたまま
行方をくらませています。

4歳くらいのころ肺炎か何かで
長期入院していたのですが、
戻ってきたときに
母親が別人になったような
違和感を覚えた過去があります。

家族仲は悪くないし
幸せな家庭でしたが
一体ノートを書いたのは誰なのか、
疑心暗鬼に・・・

 

洋介

主人公の父で、末期の癌です。

あるスクラップノートを持っており
それにはエイズに冒されて
顔に肉腫ができた子供など、
かわいそうな子供の写真が
何枚も挟み込まれているんです。

時折見入るようにノートを
開く父のことを、
主人公は風変わりな人だと
感じています。

 

洋平

主人公の弟。

主人公は殺人ノートについて
弟に相談しますが
真剣に取り合ってはいません。

でも主人公のために
真相究明には協力してくれるのですが・・・

 

「ユリゴコロ」原作の感想

なるべくネタバレしないように、
読み進めるごとに
じわじわネタバレするように
書きますね♪

 

まずはネタバレなしで!~実を言うと読み始めは怖かった~

結構最初のうちから
殺人ノートが登場するんですが
内容が怖くて・・・

 

快楽殺人者をはたから
見るんじゃなくて、
快楽殺人者がじかに書いた
文章ぽいからめっちゃ怖いんですよ。

 

殺人の様子とか
なにげにリアルだし・・・

 

夜に読み始めたんですが
「これは夢に見る!
陽が出てるうちに読もう」
と一回本を閉じました(笑)

 

で、昼日中にこわごわ
続きを読み始めたら・・・

 

思ったより怖くなかったんですよね~

 

テーマやメインは
快楽殺人の話じゃなかったんです。

 

ではテーマが何かというと・・・

 

ネタバレにつながりそうなので
最後に書きますね♪

 

ネタバレひかえめの感想

「ユリゴコロ」という
タイトルが印象的ですよね。

 

ユリという登場人物が出てくるのかな、
「ユリのココロ」という意味かなと
思ったのですがちょっと違います。

 

(ちなみにタイトルに合わせて
吉高由里子さんが選ばれたのかと
勘ぐってましたw)

 

「ユリゴコロ」とはノートを
書いた人が「ヨリドコロ」と
聞き間違えた言葉なのです。

 

小さい頃自分から
話すことをしなかったために
母親に病院に連れて行かれ
医師に「この子には
拠り所がなく大変問題だ。
拠り所が必要」と言われます。

 

書き手にとっての拠り所が
人の死の匂いになってしまったのです・・・

 

なんでそんなもんが
拠り所になっちゃったんでしょうね~

 

生まれながらの
サイコパスなのでしょうか。

 

ちなみにサイコパスは
一定数生まれるようになっている

聞いたことがあります。

 

戦争の時代などに
「ためらわずに人を殺せる人」は
武将として強く、戦に勝てるため
社会には必要だという解釈だそうです。

 

それがどこまで本当の説かは
わからないのですが、
サイコパスに生まれてしまったら
すごく不幸でしょうね。

 

またその周りの家族や
殺される人も気の毒すぎます・・・

 

「サイコパスは不幸を生む」が
この小説の根底にもあって・・・

 

どこに着地するのか?

 

どういう結末になるのか?

 

まったく読めなくて、
ページをめくる手を
止められませんでした。

 

文庫版の裏表紙の文句に反対したい

注:決定的なネタバレはないけど
ネタバレ絶対NGの人は気を付けて!!!

 

小説って単行本にはないけど
文庫には裏表紙にあらすじがあるから
選ぶときに読みますよね。

 

「ユリゴコロ」の裏表紙には
「絶望的な暗黒の世界から一転、
深い愛へと辿り着くラストまで、
ページを繰る手が止まらない
衝撃の恋愛ミステリー!」(引用)

とあり結構ネタバレしてますよね(笑)

 

「ほぉー恋愛に至るの?
どんなふうにかな~」と
思っていたんですが、
読み終えた今思うこと・・・

 

「実は恋愛の話では
ないんじゃないかな?」

 

快楽殺人者という、
普通の人と大きく違うだけでなく
モラルから大きく外れた人・・・

 

そういう人を家族に持ってしまった
苦しみを描いた作品なのでは。

 

そして、同じ愛でも恋愛ではなく
家族愛を感じました。

 

とは言え・・・
殺人を犯した人が
罪に問われないまま終わるのが
ちょっと気になるんですよ。

 

殺されたまま真実が
わからずにいる遺族の気持ちを思うと、
結構複雑ですね~

 

でも、読み手にモヤモヤを残すことこそ
作者さんの狙い通りなのかなって思います。

 

いろんな受け取り方ができる
作品こそ名作って気がしませんか?

 

ちなみにコミックス版もあるようです。

 

試し読みできるので、
チェックしてみると良いですよ。

 

→「ユリゴコロ」を無料で試し読みする

※サイトで「ユリゴコロ」と検索

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

「ユリゴコロ」は
各誌ミステリーランキングの
上位に輝いただけでなく
第14回大藪春彦賞を
受賞しています。

 

賞の名に恥じぬ面白い作品なので
是非読んでみてくださいね♪

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