西郷どん(せごどん)原作小説のネタバレと感想!BL要素が気になる!

西郷隆盛というと皆さんは
どんなイメージをお持ちですか?

 

私は上野の西郷さん像の、
犬を連れたイメージが濃いです(笑)

 

あとは、似顔絵の
印象もすごいですよね。

 

実は西郷さんを見て
書いたわけじゃないイメージ図、
と聞いたときは
衝撃を受けましたけど(笑)

 

とは言え仁王様のようでいて
温かみのあるあの表情、
一度見たら忘れられませんよね!

 

私は西郷さんが歴史上
どういう立場にいたかという
知識はあまりありませんでした。

 

でも、「人柄がよくて
慕われていた」というのは
歴史の授業でも習って。

 

「西郷どん!」を読んで
「ああ~そういうことだったのか、
そりゃ慕われるよね」
って
わかりました。

 

2018年の大河ドラマ「西郷どん!」
の原作小説なんですよね。

 

 

人気作家の林真理子さんによるもの。

 

西郷さんの半生を上下2巻で
書いているのですが、
西郷さんの半生が
あまりにも濃いからか、
歴史小説としては短い印象。

 

エピソードの選択が
大変だったんじゃないでしょうか。

 

でも短めの小説の中にぎっしり
西郷さんの魅力が詰まっていて、
と言って詰め込んでいる感じでもなく
とても読みやすかったです。

 

特に私は西郷さんについての
知識が浅かったので、
「へえ、こういうことがあったんだ!」
新たな発見ばかりで
とてもワクワクしながら読みました。

 

歴史が苦手な人も
楽しめる小説です。

 

まさかのBL要素とかも結構あって
「これドラマ化するとき
どうなるのかな!?」と
ドキドキしちゃってます(笑)

 

今日は「西郷どん!」
原作についてご紹介します。

 

あらすじ

西郷隆盛の息子菊次郎。

 

西郷さんの死からずいぶん経ち
息子は44歳になりました。

 

彼が父のことを回想し、
語って聞かせる、という形で
物語は進んでいきます。

 

子供の頃からなので、
ちょっと伝記風かも。

 

若き西郷さんは貧乏侍の家の長男。

 

貧乏子沢山で弟や妹がいっぱい。

 

彼らを養うためにも若き西郷さんは
勉学に励んでいるのですが…

 

西郷さんはいかに人から愛され、
英雄となったのでしょうか?

 

西郷さんの半生がたっぷり語られます。

 

登場人物紹介

西郷隆盛

大きな黒い目をよく
褒められています。

貧乏であまり食べられていないのに
体が大きいのが特徴。

薩摩藩主である
島津斉彬に心酔しています。

少年のころ初めて会ったときは
感動のあまり泣いてしまったほど。

斉彬への心酔は
その後の西郷さんの人生にも
大きな影響を与えます。

 

西郷菊次郎

目が印象的ですね!

父である西郷さんと西南戦争で
ともに戦いました。

しかしそのときに
右脚を失ってしまいます。

正妻の子供ではないので
もっとやさぐれてもおかしくないのに
まっすぐ、純粋に育ちました。

 

西郷さんをとりまく女たちに感動してしまった

幕末の歴史が好きな友人に
『私こないだ「西郷どん!」っていう
歴史小説読んだんだ♪』と話したところ、

 

『島津斉彬がたくさん出てきたでしょ?』

 

と言われました。

 

『ああ、出てきたね。
イケメン設定だったよ』

 

『いや、イケメンとかじゃなくて
すごいことたくさんやってるんだよ!
洋式の造船作ったりとかさ、
あれとかこれとか…』

 

『うーん、あくまでも
主役は西郷さんって感じで、
斉彬は心酔されてはいるものの
脇役って感じだったよ』

 

『そういうこと?西郷さんを描くなら
島津斉彬の業績もめっちゃ
出てくると思うんだけどなあ』

 

『西郷さんのことだけでも
エピソードたくさんあったもん。
悪ガキに襲われて右手がダメに
なっちゃうけどあっさりそれを
受け入れたところとか、3行で書いてたし』

 

『…それじゃダイジェスト状態では?』

 

『違うよ!(笑)純粋に西郷さんって
いう人を描くにはエピソードの
取捨選択が必要なんだよ
、きっと!』

 

という会話になりました(笑)

 

私は斉彬とか坂本龍馬などの
歴史上の登場人物やその人たちが
何をしたかという内容よりも、
西郷さんをとりまく女性たち
のことが印象に残りました。

 

正妻、愛人など
さらっと出てくるだけのようでいて
すごくイメージが鮮烈で…

 

これは私が女だからなのか、
作者が女性だからなのか。

 

両方かな?

 

西郷さんの立場から
女たちを見ているので、
彼女たちの苦しみがはっきり
描かれるわけじゃありません。

 

でも自分が女だからかなぁ~
すごく気持ちがわかるというか、
共感してしまって…

 

「あ~西郷さん。
このとき愛人がどれだけ
辛かったかわかってる?」
とか
「正妻がどれだけ努力して
我慢したかわかってる?」

説教したくなりました(笑)

 

西郷さん、人柄はいいけど
女の気持ちはいまいち
わかってないなあ~

 

まあ、時代のせいもありますね。

 

男尊女卑じゃないと
いけないんでしょうね。

 

そして、女たちの苦しみを
ガッツリ書かないで
あえてサラッと流しているところに
より余韻を感じた
んですよ。

 

彼女たちの思いを
想像させられる感じで。

 

このあたり、男性の読者が
どう思ったかすごく気になるんです!!!

 

男性の方、どう思いましたか!?

 

どの女性のエピソードもぐっときましたが…

 

やっぱり菊次郎の母のことが
一番忘れられません。

 

西郷さんは島流しに
あってしまうんですが、
そこでもらった奥さんなんですね。

 

でも島の妻は、
薩摩に戻れるときがきたら
連れてはいけないという
決まりがあるんです。

 

だけどそこで生まれた子供は
いずれ薩摩に引き取られて
正妻に育てられることになるんですね。

 

(島にいる時点では正妻はいません。
西郷さんにとっての初めての
女が島の奥さんなのです)

 

だから奥さんは「菊太郎」と
名付けたいのに、
「太郎は長男にしかつけられない。
今後できる正妻の息子こそ
太郎と名付けるべきだから、
菊次郎にすべきだ」

周囲に説得されて…

 

ここはせつなかった。。。

 

普通クライマックスの西南戦争に
注目すると思うんですが、
私はこの短いシーンが一番
頭に残っています(笑)

 

まとめ

西郷さんのことを
息子に語らせるというのが
とても新鮮だと思います。

 

西南戦争の部分だけ
息子の一人称になっていて、
これが余計泣ける…

 

息子と西郷さんの
別れのシーンは結構、きます。。。

 

いろんな方に
おすすめしたくなる物語でした。

 

大河ドラマがどこまで
原作に忠実なのか楽しみです。

 

 

既にガイドブックなどの
情報も出ているので、
読みながら見るのも理解が
深まって良いかと思います♪